ロードバイクを買ったとき、どんな服を着て乗れば良いのか迷いますよね。

ショップや町でみかけるロードバイクに乗った人の服装は、ボディラインがはっきりくっきりの
ピチピチ服です。

お腹やお尻周りのお肉が気になるお年頃には、ちょっとハードルが高そうですよね。

「ローディーはやっぱりあれを着なきゃいけないの?」
※ローディーとはロードバイク乗りのことです。

そんなことはありません。

レースに出ない限り、ウエアに決まりはありません。

安全にロードバイクに乗れるものなら何でも良いのです。

ならば何を基準にウエアを選べばよいのでしょう?

その基準とは、あなたがローディーになった目的なんです。

では目的に合ったウエア選びとはどんなものなのか、詳しくお伝えします。

目的1.サイクリングがしたい


しまなみ海道などの人気サイクルスポットや地元のサイクリングロードでのんびりサイクリングを
楽しみたい。

インスタ映えする写真を撮りながら、おしゃれにサイクリングがしたい。

きれいめなデザイン重視のバイクを組んだし、レースにはあまり興味がない。

 

それなら、普段来ている服でも大丈夫です。

クランクやフロントギアに裾が引っかからないズボン、ドロップハンドルやブレーキレバーの
操作の邪魔にならない上着を選べばよいです。

ただ、ロードバイクのサドルはママチャリと違ってクッション性に乏しくて固いので、お尻や股が
痛くなってしまいます。

ですから、専用のパットが付いたパンツは必要です。

下着の代わりに専用のパットが付いたインナーパンツをはくことで、普段はいているズボンでも
ロードバイクに乗ることができます。

パット部分以外はメッシュ素材なので、蒸れずに快適です。

 

体型が気になる女性には、サイクル用のスカートがあります。

前傾姿勢で乗るロードバイクで特に目立つお尻や太ももが隠れます。

専用のスカートなので、走り出しでサドルに乗る際の引っかかりも少ないです。

タイツタイプのレーサーパンツにあわせても良いですし、インナーパンツをはいて普段着ている
レギンスパンツに合わせてもおしゃれです。

 

サイクリングに行くと、途中で食事をしたり、自転車を押しながら観光地を歩いたりすることも
ありますよね。

サイクリストの多い場所なら良いのですが、ガッチガチのサイクルジャージだとちょっと
恥ずかしいなと思う場所もあります。

普段着とサイクル用のウエアを合わせることで、そういった場所にも気軽に行くことができます。

 

ロードバイクでのサイクリングは意外と汗をかきます。

ママチャリと違って、ぐんぐん走る感覚が楽しいです。

それが気持ちよくて、ついつい我を忘れて走ってしまうこともあります。

ですからインナーはスポーツブランドやサイクル用の吸水・速乾性のあるものを選びましょう。

サイクルジャージを着るときも、インナーは必要です。

男性は素肌にサイクルジャージを着る方も多いですが、女性はインナーが必要です。

サイクルジャージは前側のファスナーの開閉をしますし、メッシュ生地で肌が透けて見えてしまう
ものもあります。

ですから下着の透けないインナーを選びましょう。

 

実は結構日焼けもします。

日焼け止めをこまめにつけたつもりでも、知らず知らずのうちに汗で流れてしまっていることも
あります。

ですからアームカバーやロングスリーブのインナーなどで、UVケアはしっかりと行いましょう。

目的2.ヒルクライムがしたい


専門雑誌などを読むと、必ず目にするヒルクライム。

初心者向けの大会も多いですし、ロードレースよりは敷居が低いです。

私も初心者向けのヒルクライムの大会に出て、坂が大好きになりました。

 

ヒルクライムをするなら、やはりサイクルジャージとレーサーパンツは必須です。

空気抵抗が少なくて動きやすいですし、軽くて吸水・速乾性も抜群です。

特にバックポケットのあるサイクルジャージは、ヒルクライムの必需品です。

補給食や折りたためるウインドブレーカーを入れておくことができます。

 

でもどうしても気になるのが、体型ですよね。

女性はサイクルスカートでカバーしましょう。

男性は少しゆとりのあるジャージを選ぶのがポイントです。

レーサーパンツはエントリーモデルのもので構いません。

私は日焼けと下りの時の下半身の冷えが気になるので、春夏用でもタイツタイプをはいています。

女性は特に下半身が冷えるとトイレに行きたくなってしまうので、タイツタイプがお勧めです。

 

ヒルクライムは坂を上がって、下らなければなりません。

当たり前のことなのですが、これって結構重要なことなんです。

上がる時は汗をたくさんかきます。

ですからサイクルジャージの前を開けたり、閉じたりして体温調節をします。

問題は下るときなんです。

上りでたくさん出た汗が急に冷えて、体温を奪ってしまいます。

それを防ぐために折りたためるウインドブレーカーをジャージのバックポケットに入れておいて、
坂を下るときに着るんです。

ウインドブレーカーはサイクル用のものを購入しましょう。

下り坂でも余分な空気を逃がしてくれるので、ウインドブレーカーが膨らんで邪魔になることが
ありません。

しかも折りたためて、サイクルジャージのバックポケットに入るようにできていて便利です。

 

ヒルクライムのイベントは山間部で行われることが多いため、雨が降ることがあります。

スタート前から振っていることもありますし、長い距離だと急な雨に遭うこともあります。

ですから、サイクル用のレインウエアも持っておいたほうが良いです。

ウインドブレーカーと同じく軽くてバタつかず、しかも防風・透湿性にも優れています。

防寒着の代わりにもなりますので、坂が好きになったら是非手に入れて欲しいアイテムです。

 

ヒルクライムは普段味わえない達成感を味わうことができます。

ロードバイクを手に入れたら、ぜひチャレンジして欲しいですね。

目的3.ロードレースに出たい


ロードバイクを買ったからには、やっぱり挑戦したいのがロードレースですよね。

そのためにハイエンドモデルのカーボンバイクを購入される方も増えてきました。

私もロードレースに参加したばかりのときは集団の中で走るのが怖かったのですが、慣れると
それを楽に感じるようになります。

中級者以上のレースですと周りのレーサーも高度なライディングテクニックがありますので、
一緒に走るだけでも勉強になります。

 

ロードレースで走るには、サイクルジャージとサイクルパンツは必須です。

初心者はデザイン重視のエントリーモデルのものでも構いませんが、体型カバーのためにやりがちな
大き目サイズを選ぶのはやめましょう。

ロードレースは時速40~50㎞で走ることもあります。

ゆったりしたサイズの物を選ぶとジャージがバタついて、邪魔になります。

特に肩回りがバタつくと、鬱陶しくて仕方ありません。

空気抵抗を抑えて少しでも楽に効率よく走るためにも、自分の体にフィットしたジャージを
選びましょう。

 

ロードレースに出るにあたり、迷うのがレーサーパンツです。

ビブショーツにするのか、それとも普通のパンツにするのかです。

ビブショーツは肩紐がついたタイプのパンツです。

肩紐(ビブ)がついているので脱ぎ着が面倒なのですが、前傾姿勢になってもお腹に圧迫感が
ありませんし、走行中にパンツが下がってしまうこともありません。

パンツタイプは脱ぎ着しやすいですが、前傾姿勢で一生懸命ペダリングしていると腹部に
めり込んで圧迫感を感じたり、パンツが若干ですが下がってしまって背中が覗いてしまったりする
こともあります。

 

空気抵抗を究極に減らして走りたいなら、ワンピースタイプです。

タイムトライアルでよく見かけますよね。

脱ぎ着がしにくいですし、ピッチピチのタイトフィットなので体型が丸分かりです。

実際に着ている方は「すごく楽」「もっと早くこれにすれば良かった」とおっしゃいますが、
あまりにもレーシーで初心者には不釣り合いな気もします。

それにあのタイトさは余程体のできたレーサーでもないと、普段の練習で着るのは恥ずかしいです。

 

ロードレースに出るなら、ウエアでの体型カバーは諦めましょう。

スカートも諦めて下さい。

ロードレースは空気抵抗との戦いです。

エントリーしたらしっかりと練習をして体を絞るしかありませんね。

まとめ


目的に合ったウエアの選び方をご紹介しました。

サイクルウエアはとにかくデザインが気に入ったものを選びましょう。

余程のハイエンドモデルでもない限り、ジャージの機能はそこまで変わりませんよ。

せっかく買ったロードバイクですからね。

お気に入りのウエアで気分を上げて、楽しいサイクルライフをおくりましょう。