株や投資信託等、資産形成の手段は昔から色々ありますが、最近はウェルスナビ等に代表される
ロボアドバイザーや、ソーシャルレンディング、NISA、iDeCo等選択肢がすごく
増えてきましたよね。

みなさんのなかにもやっている方多くいらっしゃるかもしれません。

そんな中で、「外貨」を使った資産形成って、比較的昔からあると思いますが、
みなさん何をイメージされますか。

やっぱり「外貨預金」ですか?私もそうでした。

・・・でもそうじゃないんです!

今日は専門家(ファイナンシャルプランナー)の方に「外貨を使った資産形成」に関して、
お話を聞かせてもらったので、それをアップしたいと思います。

これで私も勉強したいと思います!

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バブル時代の日本の金利情勢は異常なほど高いものでしたが、
今のあまりにも低い金利情勢も異常です。

日本に住んで生活を続けていく以上、日本円を持っておく必要はもちろんあるのですが、
今すぐに必要のない資金まで円で持っておく必要はありません。

様々な選択肢の中からお金の預け場所を決めるに当たり、
『外貨』という選択肢を検討してみてはいかがでしょうか?

最近の金利と為替

そもそも日本円の金利情勢は異常です。

日本の低金利が始まったのはバブル崩壊がきっかけです。

それ以降、デフレの進行、ITバブル崩壊等で経済政策はなかなか平常に戻すことができず、
ズルズルと低金利政策を取り続けなければならない状況が続き、今に至ります。

あまりにも長い低金利情勢で、金利がつかないのが「当たり前」という感覚に陥りがちですが、
今の状況が異常だという認識を日本人は持っておかなければなりません。

日本以外の先進国においては、ちょうど10年前のリーマン・ショックが経済政策の1つの大きな
転換点となり、2008年後半から米国やEUはゼロ金利・マイナス金利政策をとってきました。

その後、米国では雇用・消費等の数値が回復し、2015年からゼロ金利政策を解除、
段階的な金利引き上げ局面に入っています。

リーマン・ショック直後、米ドル/円の為替相場は1ドル=80円台が長らく続きましたが、
金利引き上げ局面に入って以降、円安ドル高が進行し、2018年はおおよそ1ドル=110円前後での
推移となっています。

なぜ30円も円安ドル高が進行したのでしょう?答えは単純。
だって、金利の高い通貨と金利の低い通貨、どちらを持ちたいですか?
→「金利の高い通貨」ですよね?

実際には他にも様々な条件が加わって相場が形成されていきますが、
同リスクであれば金利は高いほうが良いに決まっています。

または、リスクが高くても、それに見合った高い金利が得られるならそちらが良い、
ということになります。

日本円と米ドルの2通貨のみの関係で言えば、ゼロ金利同士だった通貨の一方の金利が
上がったので、円を売ってドルを買う人が増加し、円安ドル高が進行した、ということです。

外貨といえば外貨預金?

「外貨で運用する」というと、代表的なのは外貨預金ではないでしょうか?

外貨預金の場合は「預金」ですから仕組みも非常に単純で、
基本的には円の銀行預金の外貨バージョンと思えばOKです。

外貨預金は通貨が「外貨」なだけで商品は「預金」ですから、
預けている銀行が破綻しない限り元本は保証され、金利も付きます。

外貨ベースでの元本は減りませんのでその点は安心といえます。
が、正直外貨建ての運用を検討するのであれば、外貨預金はあまりオススメしません。

なぜかというと、金利の高い通貨を「外貨預金」で持っていても、
その高い金利のメリットはあまり享受できないからです。

たとえば、メガバンクの外貨預金店頭金利の水準を見てみると、
2018年8月現在、米ドルの1年もの定期預金で0.2〜0.5%程度。
「そんなもんなのか」と感じた方も多いと思います。

預金の金利は各銀行が自由に設定できるので、銀行が取りたい利ザヤに合わせて
設定しています。

しかも外国送金等で外国通貨の口座を必要とする方は常に一定数存在するので、
円の銀行預金と同じで、
実情より金利が低くても、預金がが集まらないわけではありません。

銀行も民間企業ですから、収益は必要です。

外貨預金というのは銀行がかなり利ザヤで儲けられる金利設定になっている商品
なのです。

ですから、外貨預金は
あくまでも他の外貨建て商品を購入・売却するための決済用商品という位置付けに
留めておくのが、外貨建て運用を考える上での1つのポイント

になってきます。

資産形成に向いている通貨

最近のトレンドは外国通貨の中でも米ドル建ての商品です。
それはなぜか、というと「リスク度合い」が関係してきます。

米国が金利引き上げに入る以前であれば、ほとんど金利のつかない米ドルに
魅力はありませんでしたので、高いリスクをとってでも、
より金利の高い新興国の通貨に資金を振り向ける人が多くいました。

しかし、信頼度の高い米ドルに金利がそれなりにつくのであれば話は別。

米ドルという世界の基軸通貨、米国という経済大国に対する市場の信頼度は、
新興国に対するそれとは大きく異なります。

裏を返せば米ドルのリスクは低いという認識に繋がります。

そうなると、高いリスクをとって新興国通貨を持っていた人が、
それを売って米ドルを買う、という流れになります。

世界の基軸通貨以上に信頼度が高い通貨はまずありません。

いまの情勢であれば、
基本的には米ドルが高くなっていく力が働きやすく、
ドル高の進行が予想されるのです

また、「資産形成」という視点から考えても、通貨の信頼度と長期的に得られる
金利収入のバランスをよく考えないといけません。

高金利の新興国通貨はリスクが高すぎる、かといって
安心と言われている日本円では金利がつかない
→「リスクは高すぎず、金利水準もそれなり」なのが今の米ドルなのです。

米ドル建てのオススメ商品は?

米ドル建て商品も様々なものがありますが、今の金利を長期間キープできる商品が
良いと思います。

外貨預金や短期の商品ですと、米ドルの金利が今後下がってしまったとき、
その影響をダイレクトに受けてしまいますので、
今の米ドルの、「先進国の中ではやや高めの金利水準」をなるべく長く享受するなら、
長期間固定の金利がとれる商品が良いでしょう

中でもオススメなのは生命保険。

特に、これから資産を増やしていこうという方にとっては積立タイプの生命保険が良いでしょう。

例えば米ドル建ての『低解約返戻型終身保険』といわれるものですと、
10年・15年といった長期間で積み立てながら将来の解約返戻金の増加が期待できます。

外貨ベースで「○年後に○ドルになっている」というのが契約時に分かりますので、
将来の資金設計もしやすく、解約するまでの間は死亡保障にもなりますので、
遺族保障としても役立てられます。

また、保険料は所得税を計算する上で、生命保険料控除の対象になりますので、
保険料控除に空き枠がある方は節税にもなります。

他にも米ドル建ての生命保険商品はありますが、資産形成を考えるのであれば、
医療保険やがん保険のように一部掛け捨て部分があるものではなく、
『貯蓄タイプ』のもので、金利の最低保証がついているもの
にしましょう。

また、払込は円から、払込方法はクレジットカードにできる商品もあります。
カードのポイントにも貢献できますし、毎月いくら積み立てるのか円で確定されたほうが
家計にとっても優しいですよね。

ぜひご自身に合った仕組みを見つけてみてください!

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いかがでしたか?「外貨を使った資産形成」と言ったら、
イコール「外貨預金」のことだと思っていたら違うのですね!

おススメの外貨は「米ドル」、商品は「生命保険」、
その中でも「積立タイプ」の生命保険がいいみたいですよ。

みなさんも資産運用・形成の選択肢の一つに加えてみてはどうですか?